こんにちは。

農業簿記に関して
「講師」となる機会が増えたので
商業簿記や工業簿記の本にも目を通しています。
(農業簿記の基本は、商業簿記と工業簿記なので)

さて、日本語・中国語でのテキストを見つけたので購入してみました。

パラパラめくって気になった点は
「収入」と「収益」。
日本語の「収益」に対する中国語訳として
「收入」と「收益」という言葉が混在していますが
日本語における会計用語としての
「収入」と「収益」は、
同じではありません!!

「収入」:お金が入ること
「収益」:①モノの引渡し or サービス提供
+ ②対価として現金や売掛金などを受領
※「売上高」は「収益」の一種です。

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具体例を挙げてみますと、
例えばA農業法人がレストランXに対し
9月中に農産物50万円を納品しました。
代金の受領は10月末とします。

【9月】
・収入:0円
・収益:50万円

【10月】
・収入:50万円
・収益:0円

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収入と収益は、登場する書類も異なります。
・収入:資金繰り表、キャッシュフロー計算書
・収益:損益計算書(”いくら儲かったか”を計算する書類)

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つまりポイントは
「入金されたかどうかにかかわらず
売上高(=収益の一種)は計上される」
です!!

※上記は、収益につき
従来の実現主義の要件に基づき記載しております。