こんにちは。

税理士会の会報に記載の
消費税法における「事業を開始した日」について

概要は
・事業内容:歯科医院(医院を建築して開業)
・H20年8月:材料・器具の購入開始
・H20年11月:医院建築のための契約締結
・H21年8月:医院開業

上記時系列の中で、
「課税資産の譲渡等に係る事業を開始した日」はいつなのか?
というのが争点です。
国税不服審判所の判断は、H20年8月。

・事業者が新たに事業を行うに当たっては、当該事業を遂行するために必要な準備行為(資産の取得契約の締結や商品及び材料の購入など、課税資産の譲渡等に係る事業の前提となる行為)を行うのが通常である
→事業を遂行するために必要な準備行為を行った日の属する課税期間も、「課税資産の譲渡等に係る事業を開始した日」の属する課税期間に該当すると解するのが相当
→本件医院における歯科診療業務に使用するための材料及び器具の購入の開始日であるH20年8月とするのが相当

このケースのように
実際に診療などを開始した日と、準備を開始した日が年度をまたがる場合、
注意が必要ですね。

参考:
消費税の届出書提出時の留意点