こんにちは。

中小企業診断士になってから、
他の税理士が作成した決算書を見る機会が多々あります。

これまで、診断士同士の会話で、
「何で税理士はこんな間違った処理をするんですか??」
と何度も耳にしてきました。

税理士にとっての1番の間違いは、
税額の間違いです。
逆に言えば、
税額計算に影響のないところはさほど気にしない、
という税理士もいます。
お客様から求められていなければ、
最低限のルールを守るだけで良い、
という考えですね。

対して、診断士は
経営的な判断のために決算書を見ます。
見るポイントが、
税額計算のためのポイントとは異なります。
ですから、完成した決算書は
税額計算をするものとしては正しくても、
経営判断という視点から見ると
「おかしい」ということはあり得ます。

さて、何度も「ん?」という決算書を見てきた私ですが、
自分こそが勘違いしていることもあると気付きました。
というのも、
「税理士は、経営判断の視点から見ると
おかしい処理をすることがある」
と常に頭の中にあるんですね。
そのため、税理士が意図的に行った正確な処理を
「あ、また変な処理!」と決めつけそうになったのです。
数字が語っていることを見過ごすところでした。

思い込み、怖いですね。
ちなみに、なぜ気付いたかというと、
第三者である税理士との雑談です。