こんにちは。

扶養控除や配偶者控除、
要件の1つに
・年間の合計所得金額が38万円以下であること
が挙げられます。

この合計所得金額とは、
事業所得+不動産所得+給与所得〜
です。

では、配偶者が個人事業主で、
青色申告の適用を受けている場合の配偶者控除について
考えてみましょう。

【事例1】
Aさん
Bさん(Aさんの配偶者)

Bさんの事業
収入       200万円
経費       △120万円
利益        80万円
青色申告特別控除 △65万円
事業所得      15万円
合計所得金額    15万円

Bさんの合計所得金額は15万円≦38万円
よって、Aさんは配偶者控除の適用を受けることができます。
※配偶者控除の適用を受けるのはAさんです。
Bさんではありません!

【事例2】
Cさん
Dさん(Cさんの配偶者)

Dさんの事業
収入       400万円
経費       △240万円
利益        160万円
青色申告特別控除 △65万円
事業所得      95万円
合計所得金額    95万円
純損失の繰越控除 △70万円
総所得金額等    25万円

Dさんの合計所得金額は95万円>38万円
よって、Cさんは配偶者控除の適用を受けることができません。

前年の赤字を繰り越して計算した結果は、
「総所得金額等」といいます。
合計所得金額と総所得金額等は異なり、
配偶者控除や扶養控除の判定で使うのは
「合計所得金額」です。

 

No.1191 配偶者控除
No.1180 扶養控除
◆合計所得金額
◆総所得金額等