こんにちは。

不動産取得税はいつ経費に計上するのでしょうか??

原則的には、
「賦課決定のあった時」
です。

さて、原則ではなく、例外を見てみましょう。
法人税と所得税では、取扱いが微妙に異なります。
法人税では、実際に納付した日でも計上できます。
が、所得税においては、賦課決定のあったときのみとなります。

 

【法人税】(租税の損金算入の時期)9-5-1
法人が納付すべき国税及び地方税(〜略〜)については、
次に掲げる区分に応じ、
それぞれ次に定める事業年度の損金の額に算入する。
(1) 〜略〜
(2) 賦課課税方式による租税
賦課決定のあった日の属する事業年度とする。
ただし、法人がその納付すべき税額について、
その納期の開始の日(〜略〜)の属する事業年度
又は
実際に納付した日の属する事業年度
において損金経理をした場合には、
当該事業年度とする。

 

【所得税】
(その年分の必要経費に算入する租税)37-6
〜略〜その年分の各種所得の金額の計算上必要経費に算入する
国税及び地方税は、
その年12月31日(〜略〜)までに申告等により
納付すべきことが具体的に確定したものとする。
ただし、次に掲げる税額については、
それぞれ次による。
(1) 〜略〜
(2) 〜略〜
(3) 賦課税方式による租税のうち納期が分割して定められている税額
各納期の税額を
それぞれ納期の開始の日
又は
実際に納付した日
の属する年分の必要経費に算入することができる。
※不動産取得税は、一括払いであり、
「納期が分割して定められている税額」という前提に該当しない

 

No.5300 損金の額に算入される租税公課等の範囲と損金算入時期(法人税)
No.2215 固定資産税、登録免許税又は不動産取得税を支払った場合(所得税)