こんにちは。

税金は、原則的には毎年の利益(≒課税所得)を元に計算します。
「一年ごと」に計算する、ということです。

でも、例外を設けています。
例えば、
・H26年度 △150万円
・H27年度 △50万円
・H28年度 +300万円

という場合、
原則に従えば
(1)H26年度およびH27年度:赤字なので税金なし
(2)H28年:+300万円に対して税金がかかる
となりますが、

実際には
(1)H26年度およびH27年度は赤字なので税金なし
(2)H28年度:100万円(=300万円△150万円△50万円)に対して税金がかかる
という計算をします。

つまり、赤字になった場合、翌年以降にその赤字を繰り延べることができます。
法人は、現状9年間(税制改正により、10年に延長されます)
個人は、3年間
繰り延べO.K.です。

※青色申告の承認を受けていることが前提
※中小法人等以外は制限あり

税制は、原則的には「1年」という単位で区切っていますが、
事業は1年では終わりません。
複数年で初めて利益が出る、ということはよく有ります。
その利益が過去の赤字分を上回ってようやく税金を納める、
ということは、特段珍しいことではありません。

トランプ氏も、、、そんな感じでしょうか。

 

参考
法人:No.5762 青色申告書を提出した事業年度の欠損金の繰越控除
個人:No.2070 青色申告制度