こんにちは。

売上をいつ計上するか
原則は
・モノ:引き渡した日
・サービス:完了した日
です。

ただし、何回かに分けて代金をもらう場合
売上を先送りにすることが出来ます。

売上を先送りにすると、どんなメリットがあるのでしょう?

例えば、300万円のモノを引き渡しました。
今期、代金は10万円しかもらっていません。
原則的には、300万円のモノを引き渡しているので、
今期の売上は300万円となります。
よって、300万円に対して、法人税などが課されることになります。

ちょっと待ってください。
10万円しかお金をもらっていないんですよ。
もしかすると、税金を払えない可能性もありますね。

売上を先送りにすることで、納税資金の不足を防げます。

 

では、どんな場合に売上を先送りにできるのでしょうか。
(1)代金の支払回数:3回以上
(2)モノを引き渡した日〜最後の代金支払期日:2年以上
(3)頭金:代金合計額の2/3以下
(4)売上を「先送り」として経理する

この4つを満たした場合、先送りにできます。
単に「複数回にわたってお金をもらう」というだけではダメです。

さて、売上計上の注意点は
「お金をもらう期日が来たか」であり、
実際にお金をもらったかどうかは関係ありません。
お金をもらえていなくても、期日が来たら売上として計上します。

 

ここまで書いておいて、ですが、
代金を長期にわたってもらうとなると、
回収できなくなるリスクが高まります。
中小企業において、そのリスクを自社で負うことはオススメできません。
ですから、「売上計上を先送りにできるなら安心!」と思わないでください。
あくまでも会計、税務上のお話であり、
大事なことは、きちんと代金をもらうことです。