こんにちは。

「節税」ということで、
役員報酬を増やし
会社を赤字にして法人税を払わないようにする、
というのは、果たして節税でしょうか。

役員報酬には「所得税」と「住民税」がかかります。
毎月のお給料から徴収しているため、
年間で考えると1/12となり、
さほど負担を感じていないかもしれません。

が、所得税は「累進課税」で役員報酬が多ければ多いほど税金の率が増えます。
(5%〜45%)
住民税は一律10%です。
例えば、役員報酬を月額100万円、年収で1200万円としましょう。
その場合、所得税と住民税を合わせて約25%の税負担となります。
(扶養控除などがある場合は、税率が変わることもあります)
更に、会社として、社会保険料を負担しなければなりません。

一方、法人税等の負担は、
所得400万円以下の場合、約22%です。(実効税率)

役員報酬は、所得税・住民税を計算する際
役員報酬の金額そのものから「給与所得控除」という経費のようなものを引くことができるため、
「節税対策」として有効な場合もあります。
ただし、金額によっては、上記のように「節税」にならない場合もあります。

役員報酬を増やして赤字にする、
それはもしかすると節税ではなく、
税金を増やしている可能性もありますよ!