こんにちは。
昨日の記事では、在庫の求め方をお話しました。
今日は、在庫と手元のお金について、
具体的に見てみましょう。
手元に1,500円あります。
1個500円のケーキを3個仕入れました。
この時点で、手元のお金は0円です。
では、1個800円で売りましょう。
3個売れた場合
【ケーキ屋さん開始】 (お金)1,500円
↓
【ケーキ仕入れ】1,500円 (お金)0円
【在庫】 1,500円
↓
【ケーキ販売】 2,400円 (お金)2,400円
【在庫】0個×500円=0円
元々、1,500円あったお金が、
ケーキを仕入れた段階で0円になりました。
次にケーキを3個売って、手元のお金が2,400円になりました。
2個売れた場合
【ケーキ屋さん開始】 (お金)1,500円
↓
【ケーキ仕入れ】1,500円 (お金)0円
【在庫】 1,500円
↓
【ケーキ販売】 1,600円 (お金)1,600円
【在庫】1個×500円=500円
元々、1,500円あったお金が、
ケーキを仕入れた段階で0円になりました。
次にケーキを2個売って、手元のお金が1,600円になりました。
ケーキを仕入れた段階で、
手元のお金1,500円がケーキに変わっています。
売れるまでお金になりません。
つまり、在庫があるというのは、
お金が出て行っている状態であり、
手元のお金が減っている状態です。
ビジネスにおいて、お金は大事ですよね?
在庫がたくさんあるというのは、
お金がたくさん出て行った状態です。
手元のお金が少なくなっているはずです。
だから、在庫が多過ぎなのは良くないのです。