こんにちは。

今日は税務署で決算法人説明会の講師を務めました。

鋭い質問に対応しながらの進行は、
適度な緊張感があって、良いですね。
(今日、御質問を投げかけてくださった方、ありがとうございます!!)

さて、説明会でもサラッとお話をした「欠損金の繰越控除」
これはどういうことか改めてお話しますね。
法人税の計算は、原則的に1年ごととなります。

例えば、
・第1期:黒字100万円
第2期:赤字50万円
・第3期:黒字80万円

この場合、第1期、第2期、第3期は別々に法人税を計算するのが原則です。
第2期は赤字なので、法人税はかかりません(※)
そして、第3期は黒字80万円に対して法人税がかかってきます。

ところが、もしも第2期において青色申告書を提出し、
第3期も確定申告書を提出すれば、
第2期の赤字50万円は、第3期の黒字80万円と相殺できるんですね。
つまり、
第3期は黒字30万円(=80万円△50万円)として法人税を計算できます。

どうせ赤字だし、青色申告なんて・・・
と思っている方、
今後黒字になることに備えて、是非今から青色申告にしてください!

※会社の決算上は赤字でも、
法人税法上の計算により、法人税がかかる場合もあります。

No.5762 青色申告書を提出した事業年度の欠損金の繰越控除