こんにちは。

建設業において、
「いつの時点でいくら売上計上するか」の方法は大きく分けて3つあります。
(1)工事完成基準
(2)部分完成基準
(3)工事進行基準

(1)工事完成基準とは
例えば、3百万円の工事を請け負いました。
その工事が全て完成し、相手に引き渡した時点(いつ)で
3百万円全額(いくら)を一度に売上計上するものです。

(2)部分完成基準とは
例えば、一つの契約で2百万円の工事を10件請け負いました。
(全部で2百万円×10件=20百万円)
今期、4件完成して引き渡し、800万円入金される場合、
今期(いつ)、800万円(いくら)を売上として計上するものです。

(3)工事進行基準とは、
例えば、2,000百万円の工事を請け負いました。
完成まで何年もかかります。
今期、30%分だけ工事が終わりました。
その場合、今期(いつ)
2,000百万円×30%=600百万円(いくら)を売上とするものです。

 

法人税法においては、
(1)〜(3)のいずれを適用するか、は工事により異なります。

 

【1】 工事期間が1年以上、かつ、請負金額10億円以上の場合
基本的に
(3)工事進行基準
を適用します。(法64①)

【2】 (3)工事進行基準を適用せず、かつ、一定の要件を満たすもの
(2)部分完成基準
を適用します。(法基通2-1-9)

【3】 【1】・【2】以外の工事
(1)工事完成基準
または
(3)工事進行基準
のいずれかを選択することが出来ます。