こんにちは。

消費税の計算方法は2つあります。
1.原則課税
2.簡易課税

1.原則課税は、更に次の3つに分かれます。
(1)個別対応方式
(2)一括比例配分方式
(3)全額控除

一定の要件に該当した場合、
(1)個別対応方式 または (2)一括比例配分方式
のいずれかを選択することが出来ます。

さて、(1)個別対応方式で計算したけれど、
後になって(2)一括比例配分方式の方が税額が少ないと分かった場合、
更正の請求(=税務署長へのお願い)をして、
(2)一括比例配分方式で再計算することは出来るのでしょうか?

答えはNo!できません。

なぜなら、更正の請求(=税務署長へのお願い)が出来る場合とは
A.計算が法律に従っていなかった
B.計算が間違っていた

A.orB.により、税金が多すぎた
場合となります。

(1)個別対応方式で計算した」というのは、
A.計算が法律に従っていなかった→法律に従っている
B.計算が間違っていた→間違っていない
と、A.とB.どちらにも該当しないんですね。

つまり、申告書を提出した段階で選択した
(1)個別対応方式 または (2)一括比例配分方式
は、「税額が変わるから」という理由では変更できません。
申告書を提出する時は、どちらが有利になるか見極めてから提出してください!
(2)一括比例配分方式を選択した場合は、
2年間、一括比例配分方式を適用する必要があります。

 

参考;
・平9.5.27裁決:http://www.kfs.go.jp/service/JP/53/02/index.html
・タックスアンサー:No.6401 仕入控除税額の計算方法