こんにちは。

今日は確定申告無料相談に従事しました。
これから何回か、このお仕事に入ります。

さて本日「どのように処理するのか、探したけれど見つからなかった!」
とのお声がありましたので、書いておきます。

マイホームを購入
→転勤によりマイホームを賃貸

この場合の減価償却について考えましょう。

H23年3月:マイホーム(木造)を2,000万円で購入
H27年1月:転勤のため、マイホームの賃貸開始
→H27年分の確定申告において、減価償却費はいくらになるでしょう?

 

結論
H23年3月〜H27年1月(3年10ヶ月):
 いつもとは違う減価償却の計算をする
H27年1月〜:
 いつもどおりの減価償却の計算をする

 

いつもとは違う減価償却の計算
2,000万円×0.9×0.031×4年=2,232,000円

※①計算方法:定額法(H19年4月1日以降取得でも)
※②耐用年数:木造の法定耐用年数は22年ですが、年数を1.5倍する
22年×1.5=33年
※③使う償却率
◯33年(0.031)
×22年(0.046)
※④期間:3年10ヶ月
6ヶ月未満切捨て、6ヶ月以上1年 ∴4年

 

いつもどおりの減価償却の計算
2,000万円× 0.046 × 12ヶ月/12ヶ月=920,000円

※①(2,000万円△2,232,000円)×0.046 とはしない。
※②計算方法:マイホーム取得(H23年3月)の時点により、
定額法 or 旧定額法。
賃貸開始の時点で判定しない。

 

H27年12月31日の未償却残高
2,000万円△2,232,000円△920,000円=16,848,000円

 

参考;
No.2109 新築家屋等を非業務用から業務用に転用した場合の減価償却