こんにちは。

今日の内容はこちらの記事の続きになります。

源泉所得税は税率20.42%と書きました。

例えば、次のような場合、
源泉徴収すべき金額は、①または②のどちらの金額でしょう?
・お給料:30万円、
・社会保険料(健康保険料と厚生年金保険料):4万円

①61,260円(=30万円×20.42%)
②53,092円{=(30万円−4万円)×20.42%}

 

 

答えは①61,260円です。
社会保険料を控除する前の金額に
税率20.42%を掛けます

理由は、非居住者の場合、
社会保険料控除の適用がないからでしょうか。
(非居住者の所得控除は、
雑損控除、寄附金控除、基礎控除の3つのみです。)

 

 

ここから先は、更に詳しく条文を知りたい方向けです。

居住者に対する源泉徴収税額は、
所得税法別表第二において
「その月の社会保険料等控除後の給与等の金額」から求めることとなっています。
(所得税法185条)

それに対して非居住者に対する源泉徴収税額は、
「国内源泉所得の金額に20/100の税率を乗じて計算した金額」です。
(所得税法213条)
社会保険料については何も記載されていないんですね。
ということで、
非居住者の源泉徴収税額は、社会保険料控除前の金額に税率を掛けて求めることになります。