こんにちは。

親が子供名義で預金をしていて、
親が亡くなった時「この預金も相続税の対象ですよ」と言われてビックリした、
そんなお話、聞いたことあるのではないでしょうか。
これは「名義預金」と言われているものです。

もう一つ「110万円までは税金がかからない」
こちらも聞いたことありませんか。
贈与をしても年間110万円までは贈与税はかかりません。

では、冒頭の「名義預金」、
親が毎年110万円ずつ子供に渡していたのなら、
贈与税はかからないはずなのに、どうして相続税ってお話になるのでしょう??

 

「贈与」は「契約」の1つなんですよね。
契約というと、急に難しく感じますが、
例えば「売買契約」の場合、

売主:売りますね。
買主:はい。買います。◯◯円お支払いします。

と、売主と買主の両方がO.K!となり物とお金が交換されます。
「契約」において大事なことは、売主と買主の双方が合意したということであり、
物とお金の交換が無いケースもあります。
その一つ贈与です。

あげる側:あげますね。
もらう側:はい。もらいます。

一方的にあげるだけで、もらった方は何も渡さなくて構いません。
ただし、「契約」ですから、あげる人ともらう人双方が
「あげました」「もらいました」と合意して初めて成立するです。

名義預金の場合
あげる人:(心の中でこっそり”あげますね。”)
もらう人:(知らない)

という状態なので、贈与が成立していません。
ですから、贈与税ではなく、相続税となってくるのです。

とはいえ、言ったか言ってないか、なんて他の方からは分かりませんよね。
ですから、実際には第三者にも「贈与した」ということが分かる状態にしておくことが大事です。