こんにちは。

今日は法人税の納付と還付について、
一緒に見ていきましょう。

【前提】3月決算法人のケース
①H27年5月末まで:確定申告の納税額 30万円

②H27年11月末まで:中間(予定)申告の納税額 15万円
(※H26年11月末までの中間(予定)申告なし)

Q1: H27年4月1日〜H28年3月31日までの法人税額を計算したら、
100万円になりました。
この場合、H28年5月末までに納税すべき金額はいくらでしょう。

 

A1: 85万円(=100万円−15万円)です。

②H27年11月末までに支払った15万円は、
H27年4月〜H28年3月の法人税の前払いです。
H27年11月末の時点で50万円(100万円の半分)を納税すれば良いのでしょうが、
11月末の段階では、翌年3月までの法人税額が100万円になるということが分かりません。
ですから、前期の法人税額30万円を基礎として、
その半分の15万円を前払いとしているのでしょうね。

 

Q2: H27年4月1日〜H28年3月31日までの法人税額を計算したら、
3万円になりました。
この場合、H28年5月末までに納税すべき金額はいくらでしょう。

 

A2: ありません。
逆に、12万円(=15万円−3万円)が税務署より返金されます。

A1でお話したように、15万円はH27年4月〜H28年3月の法人税の前払いです。
よって、H27年4月〜H28年3月の法人税額が3万円の場合、
既に15万円払っているため、これ以上支払う必要はありません。
支払い過ぎている12万円が、税務署より還付されます。

 

Q3: H28年11月末までに納付すべき金額はいくらでしょう。

 

A3: ありません。
中間(予定)申告は、前期の法人税額が20万円を超えている時のみ、
納めなくてはなりませんが、
20万円を超えていない時は、納める必要はないのです。
今回のケースはH27年4月1日〜H28年3月31日までの法人税額が3万円であり、
20万円以下のため、
H28年11月末までの中間(予定)申告として納税すべき金額はなし、という結論になります。

 

Q1からQ3まで、簡単でしたか???