※こちらの記事は現在修正中です。
内容に誤りがあるため、今しばらくおまちください。(2015.9.4)

こんにちは。

今日はGOOGLE ADSENSE(広告収入)の消費税:未解決です
の続編です。

先日、国税庁HPに「消費税法改正のお知らせ(PDF)」が掲載されました。
結論:
GOOGLE ADSENSE(広告収入)の消費税=不課税(課税対象外)

では、この消費税法改正に伴い、納付する消費税額はどうなるでしょう?
結論:
(a)その課税期間の課税売上高が5億円以下
(b)課税売上割合が95%以上
上記(a)かつ(b)の場合、消費税の納税額は今までと同じとなります。

例)
【売上】
①8%課税売上:80万円
②GOOGLE ADSENSE収入:20万円

【仕入れ】
③8%課税売上に係る課税仕入:30万円
④GOOGLE ADSENSE収入に係る課税仕入:5万円

1.簡易課税における影響
計算に使う金額
・改正前:80万円
・改正後:80万円
∴影響なし

2.一般課税(原則・本則)における影響
①8%課税売上→変更なし
②0%課税売上→不課税(国外取引)
③課税資産の譲渡等にのみ要する〜→変更なし
④課税資産の譲渡等にのみ要する〜→共通課税仕入変更なし

 

2−1.課税標準額
計算に使う金額
・改正前:80万円
・改正後:80万円
∴影響なし

2-2.課税売上割合の計算
・改正前
80万円+20万円/80万円+20万円=100%
・改正後
80万円/80万円=100%
∴影響なし(非課税売上がある場合は、変わります!

2-3.仕入税額控除の計算に使う金額
・改正前
課のみ:30万円+5万円
・改正後
課のみ:30万円+5万円
共通:5万円

2-4.課税期間の課税売上高が5億円以上
かつ、課税売上割合が95%以上の納税額
・改正前
80万÷1.08×8%-(30万+5万)÷1.08×8%
・改正後
80万÷1.08×8%-(30万+5万)÷1.08×8%
∴影響なし

2−5.課税売上割合が95%未満の納税額
・改正前
80万÷1.08×8%-(30万+5万)÷1.08×8%
・改正後
80万÷1.08×8%-(30万+5万)÷1.08×8%
80万÷1.08×8%-(30万÷1.08×8%+5万÷1.08×8%×課税売上割合)

※簡易的に書いているため、正確な金額とは異なります。

 

今まで輸出免税に係る課税仕入は
「課税資産の譲渡等にのみ要する課税仕入」でしたが、
改正後は
「共通して要する課税仕入」となります。
改正後も、「課税資産の譲渡等にのみ要する課税仕入」となります。
一般課税の場合、課税売上割合が大きい(非課税売上高が少ない)ときは、
今回の改正による消費税の納税額への影響は少ないでしょう。

 

参考;
消費税法基本通達11−2−16
(不課税取引のために要する課税仕入れの取扱い)

※根拠:消費税法基本通達
(国外取引に係る仕入税額控除)
11-2-13 国外において行う資産の譲渡等のための課税仕入れ等がある場合は、当該課税仕入れ等について法第30条《仕入れに係る消費税額の控除》の規定が適用されるのであるから留意する。
この場合において、事業者が個別対応方式を適用するときは、当該課税仕入れ等は課税資産の譲渡等にのみ要するものに該当する。