こんにちは。

今年、たくさんの方の年末調整書類をチェックする機会を得て、間違いやすい所が似通っていると分かりました。
来年の年末調整に向けて、どうすれば間違いを防げるか私なりの方法をご紹介します。

10月ぐらいからお手元に届く控除証明書、
この証明書は次の4つのいずれかに分類されます。
【1】生命保険料控除証明書
【2】地震保険料控除証明書
【3】社会保険料控除証明書(国民年金など)
【4】小規模企業共済等掛金控除証明書

多くのサラリーマンの手元に届くのは、
【1】生命保険料控除証明書
【2】地震保険料控除証明書
ですので、今回はこの2つに絞ってお話をします。

控除証明書が届いたら、まずはその証明書が
【1】生命保険料控除証明書
【2】地震保険料控除証明書
どちらの証明書なのか確認し、分別しましょう!
控除証明書には、◯◯保険料控除証明書と書いてあります。
保険種類などを見てしまうと混乱しがちですから、
一番最初に、どちらの控除証明書であるか判別してくださいね。

 

生命保険料控除証明書と、地震保険料控除証明書が
1枚の用紙である場合、
後から忘れないように付箋を貼っておきましょう。

 

では、先に簡単な地震保険料控除グループを片付けてしまいます。
(赤ペンと青ペンをご用意ください。)
地震保険料控除グループは
①地震保険料
②旧長期損害保険料
この2つが入ります。
どちらも「地震保険料控除」ですが、計算する時に金額が異なるため、
分ける必要があります。
お手元の地震保険料控除グループの証明書をよ~く見てください。
小さな文字で
「地震保険料に該当するものです」とか
「長期損害保険料に該当するものです」
など書かれていますので、
・地震保険料:赤ペン
・長期損害保険料:青ペン
で◯印をつけてしまいましょう。
これだけで間違いがぐ~んと減ります。
控除証明書によっては、表になっていて、
A:地震保険料
B:長期損害保険料
などと書かれている場合があります。
その時は、注意深く見て下さいね。
御自分の支払った保険料が地震保険料の欄に書かれているのか、
それとも、長期損害保険料の欄に書かれているのか、
見極めてから赤ペンまたは青ペンで◯印をつけてください。

ここまでの下準備が出来ましたら、
「給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書」
の「地震保険料控除」欄を記入(入力)しましょう。
大事なポイントは「地震保険料又は旧長期損害保険料の区分」です。
・赤◯:地震保険料
・青◯:旧長期損害保険料
ですからね~!

 

多くの方は、ここまでで地震保険料控除については完成です。
以下、番外編も書いておきますね。

・1つの契約に地震保険料と長期損害保険料がある場合
どちらか一方しか適用できません。
地震保険料控除、一つの契約で地震保険料と旧長期損保があるときは、どちらか一つだけが対象。
例えば、JA共済の地震保険料控除証明書などです。
建物更生共済にかかる地震保険料控除の経過措置選択適用について (PDF)

・全労済の地震保険料控除証明書
「地震保険料or長期損害保険料」の記載がありません。
ですが、こちらは地震保険料に該当します。
全労済 地震保険料控除 記入例

・保険料(月額)が記載されている保険会社もあります
月払いの場合、月額で記載されているケースもありました。
その時は、月額×12ヶ月した金額が保険料控除の対象となります。

 

長くなりましたので、生命保険料控除については日を改めてアップします。