こんにちは。

返品、値引、割戻、割引
似たような言葉ですので、混乱しますよね。
今回は仕入れ側でお話しましょう。

消費税においては全て同じ取扱いで、
仕入れの消費税額から差し引きます。
=仕入れに係る対価の返還等

ところが、損益計算書の表示において、
一つだけ仲間外れがあります。
さて、どれでしょう???

答えは仕入割引です。
仕入割引だけ営業外収益になります。
その他は、仕入れの控除項目になります。
※仕入返品(仕入戻し)、仕入値引、仕入割戻は、
個別の勘定科目を使わず、
「仕入」勘定科目を使うこともあります。

では、それぞれの意味を見て行きましょう。
・仕入返品:間違って仕入れてしまった、などの理由により仕入れ先に返品すること。
・仕入値引:仕入れた商品がちょっぴり汚れていた、などの理由により値引きしてもらうこと。
この時、商品自体は仕入先に返品しません。
・仕入割戻:リベートのこと。
・仕入割引:仕入れ代金を、元々決めておいた日よりも早く支払うことでもらえるお金のこと。
つまり、支払った日から元々決めておいた日までの利息分ということで、
営業外収益になります。
でも、消費税では仕入れの消費税額から差し引くんですよ。

紛らわしいので、間違えないようお気をつけください!

参考;
No.6363 値引き、返品、割戻しなどを行った場合の税額の調整(仕入れに係る対価の返還等)

消費税法基本通達 (仕入割引)12-1-4